評論家の荻上チキ氏“不倫・二重生活”を釈明「浅はかだった」

[ 2016年7月6日 22:14 ]

 今年4月に優れた放送番組に与えられるギャラクシー賞ラジオ部門でDJパーソナリティー賞を受賞した評論家の荻上チキ氏(34)が6日、TBSラジオ「荻上チキ・Session―22」(月~金曜後10・00)に生出演。週刊誌で報じられた不倫・二股報道について釈明、謝罪した。

 荻上氏は出版社勤務の20代の女性と不倫関係になり、奇妙な“一夫二妻”の生活を送っていると「週刊文春」(文芸春秋)のウェブ版が6日夕、報じた。

 荻上氏は番組冒頭、大筋で事実関係を認め「今回の一件は、ひとえに私自身の浅はかさが引き起こしたことであるということには変わりないと思います」と釈明。「今回の報道によって普段から支えてくれている周囲の方々には、多くの心配をお掛けしました。そして一連の出来事を通じて家族、相手の女性を深く傷つけてしまったことを心から申し訳なく思っております。リスナーの皆さんにも本当に多くのご心配をお掛けすることになってしまいました」と謝罪した。

 荻上氏には妻と2人の子どもがいるが「昨年夏頃、ほかの女性を好きになってしまい、離婚したいという自分の意思を妻に告げたんです。その後は妻と別居し、離婚協議を続けてきました。その間は妻の家に通いながら、家事や子どもの世話をしつつ、寝泊まりや仕事は別の家で行う“二重生活”を続けていました。別居後、しばらく経ってから、その女性とお付き合いを始めました。別居している家で、その女性と暮らし始めるということになりました」。

 しかし「離婚した場合には子どもと会うのが難しくなります。それは自分にはとても耐えられないということを、協議を進める中で痛感してきました。また、これまで連れ添ってきた妻と別れるという選択についても、大きな葛藤がありました」。悩んだ結果、女性との交際を解消。現在、妻と今後の在り方について話し合っている最中の報道が出たと経緯を説明した。

 6日、同局の定例会見が東京都内で行われ、入江清彦社長は「現在のところ報じられたことだけを受けて番組を降板していただくことは考えていません」と語った。

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2016年7月6日のニュース