熱烈“ハルキスト”の古舘氏 ジャングルでも愛読

[ 2016年6月28日 11:30 ]

12年のキャスター生活も糧にする古舘氏

 キャスター卒業直後、プライベートでフィリピン奥地のジャングルに約3週間滞在。その時に読んだ小説が村上春樹氏(67)の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」だった。

 「村上春樹さんは全作品の4分の3くらい読んでます。どんでん返しがあるわけではなく、ほわんとした感じ。現実と非現実を行きつ戻りつするところが好きで、細かい描写や比喩、あのご託の並べ方がたまらない」と、その作品群の魅力を説明する。

 古舘氏の多岐多様な言葉に村上氏に通じる文学性を感じるということを伝えると「言葉で埋め尽くす感じは似てるかも」と照れ笑いしつつ、「村上春樹さんと羽田孜さん(元首相)は同一人物じゃないですか!?あまりにも顔が似すぎてる」とジョークを飛ばした。

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2016年6月28日のニュース