「とと姉ちゃん」好調!視聴率23・9% 雑誌作りで編集長に感銘

[ 2016年6月21日 10:18 ]

NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のヒロインを務める高畑充希

 女優の高畑充希(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(月~土曜前8・00)の第67話が20日に放送され、平均視聴率は23・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが21日、分かった。

 昭和初期から高度経済成長期を背景に、亡き父親に代わり、一家の大黒柱として母親と2人の妹を守る「とと(=父)姉ちゃん」こと小橋常子(高畑)が戦後の東京で女性向け雑誌を創刊する姿を描く。モデルは雑誌「暮しの手帖」を創刊した大橋鎭子(しずこ)。

 朝ドラ通算94作目。ドラマ「怪物くん」「妖怪人間ベム」、映画「ガチ☆ボーイ」「信長協奏曲」、アニメ「TIGER&BUNNY」などで知られる西田征史氏(41)が脚本を担当。演出は大河ドラマ「軍師官兵衛」などの大原拓氏ほか。主題歌「花束を君に」はシンガー・ソングライターの宇多田ヒカル(33)が書き下ろし。5年半ぶりに音楽活動を再開した復帰作となった。10月1日まで全156回。

 第67話は、出版社に就職した常子(高畑)は、編集長の谷(山口智充)や記者の五反田(及川光博)に一から雑誌作りを教わる。編集会議に参加した常子は、男女関係なく自分の考えを発表させる谷の方針に深い感銘を受ける。一方、青柳商店は経営難から規模を縮小し、心労がたたった滝子(大地真央)は寝込む日が続いていた。そんな中、空き家となった森田屋の前を通った常子は、綾(阿部純子)からの手紙が届いていることに気付く…という展開だった。

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