フジAKB総選挙生中継17・6% 瞬間最高はさしこ連覇決定19・9%

[ 2016年6月20日 09:11 ]

1位に輝いた指原莉乃(中央)に拍手をおくる渡辺麻友(左)ら

 18日に生中継されたフジテレビ「第8回AKB48総選挙SP」が平均(第3部=後8・51~9・24)17・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と高視聴率をマークしたことが20日、分かった。昨年の第3部から1・2ポイント減少したものの、高い注目を集めた。

 関東地区の瞬間最高視聴率は午後9時10分の19・9%。速報値2位のHKT48指原莉乃(23)が史上最高の24万3011票を獲得し、史上初の連覇を達成した場面。指原の名前がコールされ、最高得票数を大幅に更新したことが分かり、場内にどよめきが起きる中、祝福の花火が盛大に打ち上げられたシーンだった。第1部(後6・30~7・00)は6・2%、第2部(後7・00~8・51)は8・7%。

 NST(新潟総合テレビ)で放送された開催地・新潟は平均視聴率26・8%(後7・00~9・24)と大台超え。指原が所属するHKT48のお膝元・北部九州地区も平均19・3%(後8・51~9・24)と高視聴率をマークした。

 ただ、今年の総得票数は325万5400票。過去最多だった昨年の328万7736票から減少。生中継の視聴率(関東地区)も第1部(7・5%→6・2%)、第2部(10・3%→8・7%)、第3部(18・8%→17・6%)と、いずれも減少した。

 昨年の放送は「メンバーコメントをぶった切ってCMに入るタイミングが最悪」とインターネット上に批判の声が相次いだが、今年はCMを番組前半に多めに投入し、後半は余裕のある進行。6位から1位の発表はノーCMで会場の臨場感を伝えた。「余計な演出がなくて良かった」「会場の進行と中継のCMがコントロールされていた」など評価する声が見られた。

 フジテレビがAKB選抜総選挙の生中継特番を組むのは5年連続。平均視聴率は2012年(1位・大島優子)が18・7%、13年(1位・指原莉乃)が20・3%、14年(1位・渡辺麻友)が16・2%、15年(1位・指原莉乃)が18・8%だった。

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