三倉茉奈 3度目の“朝ドラ登板”に「光栄」、ヒロインいびり倒す

[ 2016年6月16日 15:22 ]

NHK朝ドラに初出演する山村紅葉(前列左)。3度目の登板となる三倉茉奈(前列左から2人目)は芳根京子(同3人目)にビンタも。前列右は本田博太郎、(後列左から)蓮佛美沙子、中村玉緒、生瀬勝久

 NHKの次期朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」(月~土曜前8・00、10月3日スタート)のスタジオ取材会が16日、NHK大阪局で行われ、女優の三倉茉奈(30)が8年ぶり3度目の“朝ドラ登板”を果たすことが発表された。

 三倉は双子の妹・佳奈(30)と1991年、小学校5年の時に「ふたりっ子」でヒロイン2人の幼少時代を演じ、2008年には「だんだん」でそろってヒロインを経験。今回は単独で、しかもヒロインが神戸から疎開してくる先の本家の嫁という設定でヒロイン・すみれ(芳根京子)をねっちりいびる、という役どころ。

 この日の朝の撮影では芳根をビンタするシーンも撮影したそうで「ビンタは…気持ちよかったです」と笑顔で明かし笑いを誘った。「10歳で初めて朝ドラに出してもらって22歳で『だんだん』。今30歳になってまたこうやって呼んで頂けるのは光栄」と話し、“意地悪役”の見本に同じ朝ドラ「ごちそうさん」(13年度後期)でヒロイン杏(30)をいじめ抜いた小姑役のキムラ緑子(54)をあげた。三鬼一希プロデューサーは「ヒロインの役作りとは違って大人の役者として、ただの意地悪とは違うものを出してもらいたい」と期待した。

 同作は戦後、焼け野原となった神戸や大阪を舞台に女性服や子供服作りに邁進する女性を描く。この日、ビンタを食らった芳根は「そんなに痛くはなくて。全然大丈夫でしたよ」と話した。

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2016年6月16日のニュース