キムタク「必ず前に!」熊本炊き出し、被災者Tシャツにメッセージ

[ 2016年6月15日 05:33 ]

被災者のTシャツに木村拓哉が書き込んだメッセージ

 SMAPの木村拓哉(43)が14日、石原プロとともに熊本地震の被災地で行っている炊き出し「熊本元気食堂」で南阿蘇村の特別養護老人ホーム「陽ノ丘荘」を訪れた。TOKIOの長瀬智也(37)とV6の岡田准一(35)と一緒に高齢者と交流。また被災者のTシャツに「必ず前に!!」とメッセージを書き込んだ。

 メッセージをもらったのは同村近くでケーキ店を開く久永操さん(35)。自宅は地割れがひどく、今も帰宅のめどは立っていない。サインの求めに快諾した木村のメッセージに「頑張っていかないといけないなと思いました。感謝しかないですね」と語った。

 老人ホームでは、ファンの写真撮影に3人も快く応じ、にこやかな笑顔を見せた。木村は近隣に住む島田清子さん(80)に妻の工藤静香(46)や娘のことも話すなどサービス満点。直後に記者が島田さんに話を聞きにいくと「何を取材してんの?」と背中を押し、柔和な表情を浮かべた。また帽子にはさりげなく「くまモン」のバッジが光っていた。

 この日で熊本地震発生から2カ月。老人ホームでは俳優・舘ひろし(66)が先頭に立ち、1分間の黙とうが行われた。その後、一行は西原村の山西小学校を訪れた。この日は2カ所で各300人分の食事を振る舞った。俳優の神田正輝(65)は「熊本の人は本当に心が強いと感じました。これが少しでも気分転換になってくれたら」と話した。

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2016年6月15日のニュース