広瀬すず　映画「チア☆ダン」で海外初ロケ「めっちゃ芸能人みたい」

映画「チア☆ダン～女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話～」の撮影を米サンディエゴのアリーナで行った（左から）南乃彩希、山崎紘菜、広瀬すず、中条あやみ、福原遥、富田望生

　女優の広瀬すず（１７）が米カリフォルニア州サンディエゴで、主演映画「チア☆ダン～女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話～」（監督河合勇人、来春公開）の撮影を行った。

　２００９年に福井県立福井商高のチアリーダー部「ＪＥＴＳ（ジェッツ）」が、全米チアダンス選手権で優勝した実話がベースの青春物語。広瀬はサンディエゴ州立大のビエハス・アリーナで、クライマックスの大会シーンに臨んだ。他の２３人のメンバーと、ヘソ出し、ミニ丈の衣装で切れのあるダンスを披露し、「ゴー！ＪＥＴＳ！」と元気に掛け声。現地エキストラ約３００人の歓声もあり、会場はリアルな熱気に包まれた。広瀬は「この空間に酔ってます」と大興奮。海外で映画の撮影を行うのは初めてで「めっちゃ芸能人みたい」と笑顔がはじけた。

　ダンスは初挑戦で、昨年１２月から猛特訓。日本チアダンス協会代表理事で、実際のＪＥＴＳも指導した前田千代さんは「振りの覚えが早いし、躍動感と華がある」と絶賛。撮影を重ねて「チームの息がそろい、本物のＪＥＴＳにどんどん近づいた」と太鼓判を押した。

　ＪＥＴＳは２月の大会で４連覇を達成。来年は映画公開と同時期の３月に大会が予定され、広瀬は「チアの格好いい瞬間をもっと見たいし、自分たちも本気で踊っているので、日本の方だけじゃなく（出場者に）映画も見てほしい」と本場での観戦と上映を熱望した。