“とと”小橋家3姉妹と親友 映画「植物図鑑」を観賞、歓喜の高畑

[ 2016年6月13日 17:10 ]

NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のヒロインを務める高畑充希

 女優の高畑充希(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(月~土曜前8・00)の第10週の平均視聴率が開始以来最高の23・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。高畑は13日、自身のツイッターを更新し、“とと姉ちゃん”として支える2人の妹、鞠子役の相楽樹(21)と美子役の杉咲花(18)、そして女学校時代の親友・綾を演じる阿部純子(23)が自身の主演映画「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」(公開中)を観賞してれたことを喜んだ。

 高畑は「鞠子も美子も綾さんも、週末劇場に足を運んでくれた植物図鑑。そしてわたしも、、行ってきちゃった植物図鑑。ふふふ」と、“とと姉”の姉妹と親友が映画を見てくれた喜びを語った。「おかわり自由です。よろしくお願いいたします」と短くツイートをまとめたが、ダブル主演の相手役が「三代目 J Soul Brothers」の岩田剛典(27)ということもあってか、先週4日に公開された映画もドラマに劣らず大人気。全国307スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員26万4270人、興収3億4204万0700円を記録(興行通信社発表)、興行収入ランキング1位の大ヒットとなっている。

 “とと姉ちゃん”の“渉外活動”を応援するためか、鞠子役の相楽と美子役の杉咲、そして親友・中田綾役の阿部純子が高畑の映画を観賞する報告は良好な関係をうかがわせ、若手女優の切磋琢磨(せっさたくま)も感じさせる。相楽は25日に公開される映画「スリリングな日常」(監督頃安祐良)でヒロインを演じており、杉咲も野村萬斎主演の「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」が公開中、そして阿部は旧芸名の吉永淳名義で河瀬直美監督作「2つ目の窓」(2014年)で期待の若手俳優・村上虹郎(19)と共演し、印象的なヒロインを演じた注目の存在でもある。

 演技派として既に評価の高い高畑が、若手女優を引っ張る“とと姉ちゃん”になっていくのかも気になるが、ドラマ「とと姉ちゃん」もいよいよ物語が動きだしてきた。今週放送中の第11週は「常子、失業する」と題しており、まもなく雑誌「暮らしの手帖」創刊にまつわるエピソードにつながっていく。阿部が演じた綾は中野家子がモデルといわれており実際の雑誌づくりの中で重要な役割を果たしたことから再登場が期待される。朝ドラ後半戦も視聴率ぶっちぎりの大活躍となるか、“とと姉ちゃん”ファミリーに注目が集まる。

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2016年6月13日のニュース