海老蔵 麻央乳がん告白から一夜 ファンから千羽鶴

[ 2016年6月11日 05:30 ]

栃木県大田原市のイベントで舞を披露する市川海老蔵

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が、妻でフリーアナウンサーの小林麻央(33)の乳がんを会見で告白してから一夜明けた10日、栃木県大田原市で行われた伝統芸能イベントに出席。約700人を前に舞を披露するなど悲しみを感じさせない振る舞いを見せ、大きな拍手を受けた。

 トークでは麻央については触れなかったが「いまたくさん話題があって、お客がたくさん歌舞伎座に来てしまうと思うんで、皆さまお早めに」とほのめかす場面も。長男勸玄くん(3)について「まだ歌舞伎役者より王子になりたい気持ちが強く、コンバートしてくれたら」と満面の笑みを見せた。

 地元関係者によると、海老蔵は楽屋で本を読むなどリラックスした様子だったという。

 イベント会場では、ファンの発案で、多くの来場者が麻央に贈るための千羽鶴作りに励んだ。

 海老蔵はこの日、自身のブログで心境を報告。早朝には自身の会見を1面で報じる新聞の写真を掲載し「やはり。…全てを受け止める」と直面せざるを得ない現実を自覚しつつ「のですが、稀(まれ)に現実逃避をしたくなる日もあるのかも…」と揺れる胸中を告白。夕方には「マオは元気になったら少しでも世の中の役に立ちたいと思っているようで…今回のことで多くの方が(乳がんの)検査し救われる方も出てくる、そのようなとらえ方ならば昨日の会見はよかったと思ってます」と妻の心情を代弁した。

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