円楽“ラブホ不倫”謎かけ謝罪「こうかいの真っ最中」

[ 2016年6月11日 05:30 ]

報道陣の手厳しいツッコミに苦笑いの三遊亭円楽

 落語家の三遊亭円楽(66)が10日、写真週刊誌で報じられた40代一般女性との“ラブホ不倫”について都内で会見を開き、事実と認め謝罪した。「噺(はなし)家の片隅でいいから置いてほしい」と目に涙をためて反省の弁を述べたが、報道をもじって「円楽から“老いらく(の恋)”と改名する」とこぼすなど報道陣の笑いを誘った。

 紺のスーツ姿で会場入りした円楽は「初高座のような気分。非常に緊張している」と神妙な表情。10日発売の写真週刊誌フライデーで報じられた40代女性との不倫について「2年半くらい前に(自身主催の)ゴルフ会で知り合った。(交際期間は)1年ちょっと。私が口説いた。浮気と言えば、その通り」と認めた。夫人にはフライデーの記者に取材された直後「ちょっとバタバタするよ」と伝えたそうで「頑張って」と励まされたという。

 派手な女性関係を芸の肥やしとする風潮を「時代錯誤」とし、不倫を「軽く考えていた」と反省。その上で「噺家として噺家の世界の片隅でいいから置いてほしい」と落語への愛情を強調。目に涙をためて頭を下げた。

 だが、利用したラブホテルの説明で、空気が変わった。報道では、2人は銀座デート後、錦糸町に移動。円楽が「(春風亭)小朝にも聞かれた。“なぜ銀座で会って錦糸町(のホテル)なんだ”」と切り出すと、笑いが起きた。「墨東(隅田川の東)で生まれ育って故郷みたいなもんだから」と続けると、リポーターが「500円安くなるサービスタイムだったそうですね」と突っ込み。報道陣が爆笑する中、照れくさそうにうつむいた。

 場が和むと、その後は落語家らしいユーモアあふれる答えを連発。本命視された日本テレビ「笑点」の新司会に指名されなかったことに「身体検査で引っ掛かったのかと、疑心暗鬼になった」。報道が「20歳下アモーレと老いらくのラブホ不倫」と報じられたことから「アモーレ円楽と呼ばれるのかな」「円楽から“老いらく”に改名するか」とも話した。

 報道陣に求められ、謎かけで反省の弁も出た。「今回の騒動とかけて、今東京湾を出た船と解く。その心は航海(後悔)の真っ最中」などと答えた。

 女性とは今後も「仲間として会う」という。「(ゴルフの会など)グループで堂々と会う。いけないのは浮気の部分。そこを止めるブレーキは持っているつもり」と強調した。

 ▼「フライデー」の円楽“ラブホ不倫”報道 今月3日、40代女性と東京・銀座で、そば店や宝くじ売り場を歩く“銀ブラデート”を満喫。その後、マッサージ店で3時間施術を受けてタクシーで錦糸町へ。夕方、サービスタイムで500円割引中の老舗ラブホテルに約1時間入った。後日、記者の直撃を受け「女性は(自身主催の)ゴルフの会などを手伝っている。ホテルは、打ち合わせのために入った」などと説明した。

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