三遊亭円楽 涙、笑い、謎かけ、お見送り…異色の不倫釈明会見

[ 2016年6月10日 15:59 ]

不倫釈明会見で笑顔を見せる三遊亭円楽

 10日発売の写真誌「FRIDAY」で40代女性との「ラブホ不倫」を報じられた落語家の三遊亭円楽(66)が10日、都内のホテルで釈明会見を開いた。時には涙を見せながらも、落語家らしく笑いの絶えない会見となった。

 多くの報道陣を前に「こんなフラッシュを浴びることない、大変な事件を起こしたんだなと」としみじみ。ことしに入り、芸能界では多くの不倫が報じられているが「皆さん、謝ってらっしゃるでしょ?いろんなところに迷惑かけたんだなとつくづく思った。自分は違うと思っていた。軽々しかった」と軽率な行動を恥じた。

 同誌では40代の一般女性と銀座でマッサージに行き、宝くじを購入。それから錦糸町へタクシーで移動し、ラブホテルに入る様子などが掲載された。記事内容に「嘘はないです」と堂々と認めた。騒動を知った落語家の春風亭小朝(61)から「銀座で会っていて、なぜ錦糸町なの?」とツッコミが入ったことも明かした。発売日当日に会見を行ったことに対しては「出れば終われる。早くやって納得してもらわない。プライベートでの誤りを早く正して、落語に専念したい」と説明した。

 記事にはサービスタイム4500円でホテルに入ったなどと詳細行動が記載されている。錦糸町という土地については「土地勘がある。あの辺は仲間がお店やってりもしているから」とし、「もう少し高級なホテルで会ったことは?」との質問にも「それは記憶にないな」。「ラブホテルがいい?」との問いにも「受付が簡単だったね」と切り返し、笑わせた。

 会見では「謎かけは本業じゃない」としながらも落語家らしく謎かけを行った円楽。「今回の騒動とかけて、東京湾を出て行った船と説く。(この心は)航海の真っ最中」。さらに「今回の騒動とかけて、天保銭と説く。(この心は)今の時代に通用いたしません」と披露し、会場からは拍手が起こった。

 会場にいた記事を書いた「FRIDAY」の記者に対し、「ありがとう」と感謝し、「彼らとも楽しい付き合いができると思う。よろしくね」と呼びかけた円楽。会見終了後、自ら出口に立ち、報道陣を見送った。

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2016年6月10日のニュース