麻央、現在は通院で治療中 家族の存在が何よりも良薬

[ 2016年6月10日 05:30 ]

10年1月の婚約会見で幸せそうな笑顔を浮かべる市川海老蔵と小林麻央

市川海老蔵 小林麻央の乳がん公表

 報道番組の人気キャスターから梨園の妻に転身した麻央。子育てをしながら懸命に歌舞伎界のプリンスの妻として務める一方で、病と静かに闘っていた。

 長男の勸玄くん(3)が昨年11月に歌舞伎座で初お目見えした際にはすでに闘病中で入院していた。海老蔵と「歌舞伎座に行くか、行かないか」という話し合いを重ね、「覚悟を決めて」25日間の公演の期間、歌舞伎座に足を運び、勸玄くんを支えた。千秋楽の25日の海老蔵のブログの写真には、優しくほほ笑む着物姿の麻央の姿が写っている。

 実は、結婚後もキャスター復帰を望むテレビ関係者は多くいたが、麻央からは子育てを理由に断られている。民放関係者によると、古巣の日本テレビ「NEWS ZERO」でも週1回のレギュラー出演を依頼したことがあったが、子供との生活を優先させる麻央の思いがあり、実現しなかった。

 麻央は現在通院で治療。関係者は「今は都内の自宅でも実家でもない場所にいて休んでいる」と話す。子供たちと離れるつらさを抱えた麻央にとって、手作りのプレゼントが励み。海老蔵は麻央が部屋に飾っているものについて「子供たちが幼稚園で作ったものを置いている。麗禾は折り紙や絵などをお見舞いであげたりしている。絵はタヌキかな?動物の絵」と話した。子供らしい絵がママの気持ちを明るくしているようだ。

 海老蔵も献身的にサポート。乳がんが見つかってからの1年8カ月の間にも、行きつけのレストランで仲むつまじく食事をする姿が目撃されているほか、1日のブログには一緒に焼き肉店に行ったことが記されている。「食欲がある時は“これが食べたい”と言われたりする。食事療法もあるけど、好きな物を食べさせてあげたいので同行したりしています」と話した。麻央にとっては、家族の存在が何よりも良薬になっているようだ。

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2016年6月10日のニュース