宮沢りえは“吉祥寺版・寅さん”!?主演ドラマのシリーズ継続に期待

[ 2016年6月9日 21:13 ]

ドラマ「グーグーだって猫である2」の完成披露試写会に出席し、猫を抱く宮沢りえ

 女優の宮沢りえ(43)が主演するWOWOWの連続ドラマW「グーグーだって猫である2-good good the fortune cat-」(11日スタート、毎週土曜後10・00)の第1話完成披露試写会が9日、都内のホールで行われた。

 人気漫画家・大島弓子さん(68)の自伝的コミックエッセーが原作で、2014年に放送されギャラクシー賞月間賞などに輝いたドラマの第2弾。大島さんの分身となる漫画家・小島麻子を2年ぶりに演じた宮沢は、「特別なことがあるわけじゃないけれど、些細なことですら特別なことにする天才。人とのつながりや、新しい発見がボロボロと落ちていて、それをピックアップしていくと面白いことになっていきます」と真摯に訴えた。

 長塚圭史(41)、黒木華(26)らレギュラー陣も続投しており、新たにアシスタント役で参加した前田敦子(24)は「もともと大好きな作品だったので、現場に行ったら、わっ、(ドラマ)そのままだという感覚がリンクした。そういう入り方ができて心地良かった。りえさんとご一緒できたのもうれしかった」と照れ笑い。宮沢は、「ドキドキしていたのは初日だけだったよね。あっという間になじんでいた」と順応性を称えた。

 犬童一心監督は撮影前に、スタッフに舞台となる東京・吉祥寺版の「男はつらいよ」にしたい旨を伝えたそうで、「小島麻子は世の中からずれている感覚の持ち主で、キャラが確立されていて、周りを翻ろうしていく構造。撮影中から次々とエピソードが浮かんできた。さらに違う領域にいけるし、SFもできるんじゃ」と力説。宮沢も、「これはもう、シーズン3、やるしかないですね」と意欲を見せていた。

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