【海老蔵会見 一問一答(3)】「1年8カ月、公にならなかったことが奇跡」

[ 2016年6月9日 16:18 ]

麻央夫人の病状について会見する市川海老蔵

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が9日、都内で会見し、妻でフリーアナウンサーの小林麻央(33)が乳がんを患っていることを明かした。

 会見での一問一答は以下の通り。

 ――本日報道陣が伺ったが、お子さんはどのような状況?

 「お陰さまで我が家はハチの巣をつつくような状況。無垢な子ども達にとっては楽しい時間だったんではないでしょうか。父親としては、この状況を逃げも隠れもせず、導いていかなければならない。我が家は弱っているし、私は皆を支えていく」

 ――あえて今まで以上に明るく子ども達と接しているのか?

 「1年8カ月前から状況は基本的に変わっていない。今日から我が家は切り替えていくので、皆様にはなるべく麻央が元気になるのを見守っていただきたい

 ――海老蔵さんは麻央さんに、どのような言葉をかけて励ましてる?

 「元気がない時にくだらない話とかをする。ただ“必ず元気になると思う”とは話しているし、それしか…。自分は地方に行くことも多いので、最近は電話で1、2時間話すこともある。互いに辛いところを支え合っている」

 ――麻央さんから何から要望とかはあるか?

 「どうしても食べたいものがある時、好きなものを食べさせてあげたい」

 ――お子さんに対して麻央さんはどう思っている?

 「申し訳ないという気持ちが強いんじゃないかと思う。子ども達の傍にいてあげられないことを心苦しく思っていると思う。」

 ――麻央さんはお子さんの大切な物を病室に置いたりしているか?

 「幼稚園で作った様々な物をお見舞いに持っていく」

 ――この1年8カ月はどのような日々だったか?

 「これかも続くが、各々が忍耐のいる1年8カ月だった。各々が悲しんだ1年8カ月。公にならなかったことが奇跡かなと思う。今日から隠さなくていいと思うと、ホッとする部分もある」

 ――家族でどんなことやりたい?

 「あえて言うと、今年は休みを取ろうと思うので、どこか行きたい。どうか追いかけてこないで欲しい」

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2016年6月9日のニュース