【海老蔵会見 一問一答(2)】得度したのは「関係あると言えばある」

[ 2016年6月9日 16:08 ]

麻央夫人の病状について会見する市川海老蔵

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が9日、都内で会見し、妻でフリーアナウンサーの小林麻央(33)が乳がんを患っていることを明かした。

 会見での一問一答は以下の通り。

 ――お子さんと麻央さんはどのように関わっていますか?
 
 「子どもと楽しく過ごす数時間、数十分はキラキラしている」

 ――改めて麻央さんの存在の大きさを感じていますか?

 「麻央がいたからこそ私がいる。麻央がいないと寂しいし、改めて麻央という存在の大きさを痛感している。

 ――(がんの)ステージは?

 「深刻だという言葉でご理解いただければ。簡単に治らないからこそ、このような(1年8カ月という)時間が経過している」

 ――今は通院ということだが、腫瘍をとる手術はしたのか?

 「そこに至らないので、今は率先して抗がん剤治療を行っている」

 ――2人の子ども達には、いつどのように伝えた?

 「今日これを見ていて、長女はちゃんと分かると思う。最近は“ママが帰って来ないのはなぜか”という質問も減ってきた。ごまかしながら“病院で元気になるように治療をしているから、ちょっと待っていてね”と説明してきたが、これからしっかりと話していくべきことだと思っている」

 ――麻央さんから(がんの)報告を受けた時は?

 「忘れもしません。2人で人間ドックを受けた後に日本橋のホテルで話し合い、途方に暮れた。舞台に出なければならない状況の中で受け止めた。本人は私よりショックが大きかったのではないかと思う。時が過ぎるのを忘れるような時間を、しばらく2人で過ごした」

 ――先日、成田山で得度を受けた受けたことと関係があるのか?

 「関係あるといえばある。少しでも気持ちをクリーンにした上で向き合わなければならない。余談だが、麻耶さんも具合が悪くなったが、麻耶さんも(麻央の病状を)隠しながら大活躍していた。家族一丸で麻央をバックアップしているなか、皆に“疲れ”というものが出てしまった。私自身は、少なくとも瞬間、瞬間を大切に生きることに費やしてる。そのために自分を切り替えるという意味で、そういう(得度をうけるという)行動をとったと捉えていただいてもよい」

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2016年6月9日のニュース