海老蔵 悲壮感出さずに会見「忍耐のいる1年8カ月」「ホッとする部分も」

[ 2016年6月9日 15:27 ]

麻央夫人の病状について会見する市川海老蔵

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が9日、東京都内のホテルで会見し、妻でフリーアナウンサーの小林麻央(33)が乳がんを患っていることを明らかにした。海老蔵は悲壮感は表に出さず、気丈に、丁寧に質疑応答に応じた。会見の最後には「今年は休みを取ろうと思いまして、体調次第でどこかに行こうかなと思うので、皆さん、絶対に追い掛けてこないでください」と笑いを誘う場面もあった。

 この日、一部スポーツ紙で麻央が進行性がんと報じられたことを受け「できる限り子供たちの生活を日常化するために」会見を開いた。

 夫婦で人間ドックを受診。1年8カ月前に発覚した。麻央は入院し、抗がん剤治療。この間について、海老蔵は「長かったですが、これからも続くわけですから。非常におのおのが忍耐のいる1年8カ月。そして、非常におのおのが悲しんだ1年8カ月だったんじゃないでしょうか」と振り返った。

 病気は隠し通りたかったが、公になり「1年8カ月間、公にならなかったことが本当に既に奇跡。(麻央が)元気になるまでは、われわれ家族が辛抱して支え切りたかった部分と(公になり)隠さないでいいという少しホッとする部分もある」と複雑な心境も明かした。

続きを表示

この記事のフォト

2016年6月9日のニュース