中尾明慶 主演蛭子能収に困り顔「こんなにセリフ覚えない役者初めて」

[ 2016年6月4日 15:58 ]

映画「任侠野郎」初日にあいさつした(左から)トリンドル玲奈、蛭子能収、橋本マナミ

 漫画家でタレントの蛭子能収(68)が4日、初主演映画「任侠野郎」(監督徳永清孝)の初日舞台あいさつを東京・台場のシネマメディアージュで行った。

 東映の1970年代の実録やくざ路線にオマージュをささげた作品で、蛭子は伝説のやくざ・柴田源治役。共演のトリンドル玲奈(24)、橋本マナミ(31)に挟まれての晴れ舞台だったが、「セリフを覚えるのに一生懸命で、あんまり覚えていないんだよね。他の人に悪いなと思っていた」とのっけからボケまくりだ。

 柴田の舎弟役で最も共演シーンの多かった中尾明慶(27)は、「クセがすごくて、こんなにセリフを覚えてこない役者さんは初めて。直前まで台本を見ていても、本番で“俺の役名、何だっけ?”って言うんです。心配でしようがなかった」と暴露。柴田の若い頃を演じた「千鳥」の大悟(36)も、「一瞬だけすれ違った時も、ずっと帰りたい、帰りたいと言っていた」と明かした。

 だが蛭子は、「全然覚えられないんだよ。毎日撮影しているから、仕方なくやっていた」と主演俳優らしからぬ開き直り。それでも、「高倉健さんの映画はしょっちゅう見ていて、5本立てのオールナイトを見た時のイメージでやった。そんなに長くない(69分)から、それだけは良かった」とマイペースでアピールしていた。

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2016年6月4日のニュース