三宅裕司 舞台に影響?舛添都知事へ「そろそろ打ち止めにして」

[ 2016年6月2日 17:02 ]

(前列左から)渡辺正行、笹本玲奈、松下由樹、三宅裕司(後列左から)深沢邦之、春風亭昇太、ラサール石井、小倉久寛、東貴博

 タレントの三宅裕司(65)が座長を務める劇団「熱海五郎一座」の舞台「熱闘老舗旅館ヒミツの仲居と曲者たち」の公開ゲネプロが2日、東京・東銀座の新橋演舞場で行われ、三宅をはじめ、落語家の春風亭昇太(56)、女優の松下由樹(47)、笹本玲奈(30)、タレントの小倉久寛(61)、渡辺正行(60)、ラサール石井(60)、東貴博(46)、深沢邦之(49)といった出演者がそろって取材に応じた。

 箱根にある老舗高級旅館を舞台にした人情喜劇で、所では3度目の公演。番頭を演じる座長の三宅は「爆笑の連続の芝居ができあがった。それで最後にはホロっとさせるいい芝居がある。何も考えずに見ていただければいい」と仕上がりに自信。

 登場人物はほとんどが架空の人物だが、ラサール石井は神奈川県知事という実在する役どころ。「都知事じゃなくてよかったなと。(演技にはとても)参考にはさせていただいます。舞台上ではヒドイ知事なんですけど、神奈川県知事で良かった。本物はいいけどね!って言えるけど、都知事だったらどっちが悪いかよくわからない」とニヤリ。

 三宅も「今回は時事ネタが入れやすかったが、入れても入れても古くなっちゃうのは困る。金曜日になると新しいネタが出てきてしまう。もうそろそろ打ち止めにしてほしい」と政治資金の私的流用疑惑などが批判を受けている東京都の舛添要一知事(67)の騒動を皮肉った。

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2016年6月2日のニュース