ヘリ操縦士を書類送検へ 長渕ライブ、テント倒壊で2人負傷

[ 2016年6月2日 10:30 ]

 昨年8月に静岡県富士宮市で開かれた長渕剛の野外コンサートでヘリコプターの風圧によりテントが倒壊、2人が負傷した事故で、静岡県警が業務上過失致傷容疑でヘリの操縦士を書類送検する方針を固めたことが2日、捜査関係者への取材で分かった。

 事故は、8月22日午後9時ごろ、長渕が開いた「10万人オールナイト・ライヴ2015 in 富士山麓」の冒頭で発生。長渕がヘリコプターに乗って登場した際、ホバリングしていたヘリの風圧で救護用テントが倒壊し、女性看護師2人が頭部や腕を打撲する軽傷を負った。

 捜査関係者によると、操縦士はテントの位置を確認しないまま、ホバリングし、事故を起こした疑いが持たれている。

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2016年6月2日のニュース