林家三平 笑点新メンバーは「噺家冥利に尽きる」

[ 2016年5月29日 21:51 ]

「笑点昇太新司会&新メンバー発表SP」放送後の記者会見に出席した(前列左より)春風亭昇太、林家三平、林家たい平(後列左から)三遊亭円楽、三遊亭好楽、林家木久扇、三遊亭小遊三、山田隆夫

 落語家の林家三平(45)が29日に生放送された「笑点昇太新司会&新メンバー発表SP」(17・30~、日本テレビ系)の放送終了後に行われた記者会見に三遊亭円楽(66)、林家木久扇(78)ら大喜利メンバーとともに出席した。

 この日、大喜利の新メンバーとして発表された三平は、初収録を終えて「問題を出されてから考えている間が、ものすごく長く感じるんですけど、一生懸命答えようとしている自分がいて、たい平兄さんは先輩ですし、皆さんの答えを勉強して、ビデオを撮って資料にしたりしておりました」と明かし、「噺家冥利に尽きる商売だなと思いました」と感慨深げに語った。

 新メンバーのオファーは今年3月にもらったそうで「『もし喋ったらなかったことになります』と言わて、うちの家族を見たらみんなお喋りなので、ずっと自分の中に収めていたことが大変でした」と苦労を明かし、着物の色については「これ(会見で着ている着物)に近い色で丁字色になるそうです」と明かした。

 木久扇と円楽の間で上手くやっていくコツを聞かれた昇太は「円楽師匠はいろんなことを小さい声で『噛んだ』とか言ってきて、それに耳を貸しているとペースが乱れるので、円楽師匠には耳を貸さない。木久扇師匠は目を見ると魂を吸い取られるから、木久扇師匠の目は見ない。この2つを守っていただければ大丈夫」と三平にアドバイス。さらに円楽も「うちの師匠(5代目三遊亭円楽)も(桂)歌丸師匠も言っていたのは、ここで人気を博して芸を磨きなさい。日本全国で呼ばれるようになるから、きちんとした落語ができるようになりなさい。と言われましたので、三平も一生懸命勉強して、とりあえずお兄ちゃん(林家正蔵)を超えるような存在になってもらいたいと思います」とエールを送った。

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2016年5月29日のニュース