心臓手術の関根勤「孫の成人式、82歳まで生きたい」TVで心境告白

[ 2016年5月28日 09:26 ]

関根勤(左)と娘の関根麻里

 5月2日に心臓疾患の手術を受けたタレントの関根勤(62)が28日、TBS系「サタデープラス」(土曜前8・00)に生出演。手術までの経緯や術後の心境について告白した。

 病気は4月上旬に番組企画で受診した心臓ドックで見つかった。「検査が終わってニコニコして帰ったが、マネジャーから再検査に行ってくださいと。再検査に行ったら相当悪かったんです。酒も飲まないしタバコも吸わない。運動もしている自分が…そんなに悪いのかと思った」と打ち明けた。

 長女でタレントの関根麻里(31)が昨年11月に女児を出産したばかり。再検査を麻里に伝えると「大丈夫?」と心配されたという。「いいことが二つ(続くこと)はないんだよね。孫が生まれたって喜んでいたら自分の身体がね。人生のバランスってこういうものなんだなと」と当時の心境を語った。

 再検査で冠動脈の狭窄(きょうさく)と診断され、5月2日に「ステント」という筒状の金網を使って冠動脈を広げる手術を受けた。実際の手術シーンも公開。局部麻酔で意識がはっきりしている関根が医師と話す場面も放送された。手術は無事成功し、4日午前に退院。同日午後にはレギュラーを務めるラジオ番組の収録で仕事復帰した。

 手術を決意したのは家族のため。「孫の成人式がある82歳まで生きたい。日本人男性の平均寿命は80歳ぐらいなので、その2、3年先まで」と孫の存在が原動力になっていると告白した。

 「私は本当に危なかったんですね。ヘラヘラしている場合じゃなかった。サタデープラスのおかげです。検査は大切だなと改めて思いました。ぜひ検査に行ってください」と番組企画に感謝するとともに検査の大切さを訴えた。

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2016年5月28日のニュース