川野太郎、妻のがん治療に“運命を変えた言葉”最新治療で克服

[ 2016年5月27日 21:18 ]

NHK「澪つくし」発表時の沢口靖子と川野太郎(1984年10月21日撮影)

 俳優の川野太郎(56)が27日放送のTBS「爆報!THE フライデー」(金曜後7・00)で、がんを克服した妻や子供たちを紹介、川野が自ら再現VTRの本人役で出演し、妻を救ったシーンを当時のままのセリフで明かした。

 川野のデビューは1985年放送のNHK朝の連続テレビ小説「澪つくし」。最高視聴率55・3%、平均視聴率でも44・3%という記録的な番組で、ヒロイン沢口靖子(50)の相手役だった。その後も大河ドラマや昼ドラに出演、キャスターなどもこなした。

 2009年の夏、妻に子宮頸がんが発覚。精密検査の結果、最も深刻なステージ4まで進んでいた。放射線治療のできる自宅近くの総合病院を紹介します、と言う医師に対して、川野はとっさに「先生、ちょといいですか。もし、先生が治療を受けるとしたら、どこの病院ですか」と聞いた。この一言が、その後の運命を変えたと妻は言う。

 「主人がそうやって先生に尋ねてくれたということは、とても良かったと思っています」と妻は振り返る。その病院で最先端の治療を受けてがんは完治した。当時中学生だった息子は父の背中を追って俳優に、娘は現在大学入学を目指している。川野自身も、妻の病気をきっかけに仕事の幅を広げるなど、家族皆で充実した生活を送っているという。

 パネラーのテリー伊藤(66)は、「川野さんて、ホントに奥さんのこと愛してるんだね!だからあんな風にとっさに聞けたんだね。かっこいいね!」と感心しきりだった。

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