昇太「笑点」新司会起用理由は“消去法”も奮起「気が楽に 伸び伸びと」

[ 2016年5月22日 20:10 ]

春風亭昇太

 落語家の桂歌丸(79)が22日、日本テレビの演芸番組「笑点」(日曜後5・30)に最後の出演をし、司会を勇退。後任の6代目司会は春風亭昇太(56)に決まった。この日の生放送「歌丸ラスト大喜利スペシャル」で発表された。

 起用理由について、番組後の会見で中村博行プロデューサーは「番組が100年続くように、1回、制作者のみんなでフラットに相談しました」といい「大喜利はチームワーク」と外部招聘は最初の時点でなくなった。

 回答者の中から選ぶことになり、それぞれのキャラクターがある中で「考えていったら、1人いたなと。若手大喜利の司会もやっていましたし、いいんじゃないかなと」と“消去法”で残ったのが昇太だったと明かし「昇太師匠が司会になれば、また強い違う形ではあるが、歌丸師匠がいらっしゃったころと同じ強いチームになるなということを決めさせていただきました」と説明した。

 今年2月、歌丸に報告。「すごくいいアイデア」と後押しされ、昇太に正式オファー。戸惑いながらも承諾された。

 この日“消去法”だったと聞かされた昇太は「さっきまでどうしようとか悩んでいたんですが、消去法で選ばれたと聞いて気が楽になりました。伸び伸びとやりたいと思います」とホッとした様子で「歌丸師匠から大変にいいアドバイスをいただきましたので、先輩を先輩を思わず、上から目線だと怒られるので、平行線くらいで一緒にやっていければと思います」と意気込んだ。

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