反町隆史「相棒」続投決定 10月からシーズン15&劇場版も

[ 2016年5月19日 05:30 ]

映画「相棒―劇場版4―」の撮影に臨んでいる水谷豊(左)と反町隆史

 テレビ朝日の人気シリーズドラマ「相棒 season15」(10月スタート)と映画4作目「相棒―劇場版4―」(来年公開予定)が製作されることが決まり、主演の水谷豊(63)の相棒は、昨年から加入した反町隆史(42)が引き続き務める。

 反町は昨年10月から放送された「season14」に4代目相棒・冠城亘として登場。歴代相棒で初めて警察官ではなく、法務省から警視庁に出向してきたキャリア官僚で、頭脳明晰(めいせき)だがコミカルな三枚目キャラクターが異色と話題に。最終回で法務省を事実上のクビになり、正式に警視庁所属になることが描かれ、新シリーズでは新たな立場で水谷演じる杉下右京の右腕となる。

 劇場版は08年に1作目が公開され、興収約45億円の大ヒット。毎回、テロや国防など時事ネタを盛り込み、スピンオフ作品を含め5作の興収は計約120億円に上る。

 現在、劇場版の撮影中。製作サイドによると「今そこにある巨大な危機に2人が立ち向かう内容」で、反町は「劇場版ならではのスケール感の大きさを感じました。“どうやってこれを撮影するんだろう”と思ったほど」とダイナミックな作品になることを示唆。新シリーズに向け「前回よりも役では右京さん、個人的にも水谷さんと、少しでも相棒になれるように経験値を上げて頑張りたい」と意気込んでいる。

 水谷は「歴代の相棒とは劇場版に挑戦して、冠城亘になって映画ができなかったらソリ(反町)になんと言われるかと心配していたので、本当にうれしいです。これまで以上のものがお見せできると思います」とユーモアたっぷりに語った。

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2016年5月19日のニュース