文春の“身体検査”に気をつけろ!あの人の経歴詐称 きっかけはミニコーナー

[ 2016年5月11日 21:49 ]

ショーン・マクアードル川上氏

 元「週刊文春」記者の中村竜太郎氏が11日、テレビ東京「証言者がスクープの裏側を激白!あの事件の知らなかったコトSP」(後9・00~)で、ショーンK氏の経歴詐称騒動のスクープがどう生まれたか、その裏側を明かした。

 きっかけは、同誌のミニコーナーに載せるための小さな記事だった。当時報道番組のメインキャスターに決まったショーンK氏について「抜擢された人ってどんな人?という感じで最初は取り上げていたんですけれども…」と中村氏は話す。
 
 実際に週刊文春では初め「極貧の少年時代から年商30億円の社長へと変貌したイケメンすぎる男」として“旬な人”を取り上げるコーナーに紹介。中村氏は、その後スクープが発覚していく経緯について、「取材をするとなると、この人はどんな人なのか、というところに集中していく。プロフィールとか、発言とか“めくっていく”わけで…そうすると、化けの皮が剥げる」と表現。こうした取材によって見えてきたのが、「ハーバードでMBAを取得した事実はない」「経営コンサルタントとしての実態も定かではない」などの“新事実”だったという。

 中村氏はこの件に関して、「注目されるってことは、メディアからの“身体検査”が始まると思っていた方がいいかもしれないですよね」と、警告めいたコメントを残した。

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2016年5月11日のニュース