玉木宏 広瀬アリスにディスられ苦笑「全く魅力を感じないって…」

[ 2016年5月11日 20:15 ]

完成披露イベントに登場した広瀬アリス(左)と玉木宏

 俳優の玉木宏(36)が11日、主演映画「探偵ミタライの事件簿 星籠(せいろ)の海」(監督和泉聖治、6月4日公開)の完成披露イベントを東京・新宿バルト9で行った。

 累計550万部を超える島田荘司氏(67)の人気シリーズ小説の映画化で、玉木はIQ300を誇り探偵を趣味とする脳科学者・御手洗潔という役どころ。「当然、周りにもいない常人離れした人物。現場で一生懸命そう見えるように努めました」と真摯に語った。

 だが、ヒロインの広瀬アリス(20)は御手洗の魅力を聞かれ「女性から見てですよね。どういうところなんでしょう?」と困惑顔。玉木に「裏で、“全く魅力を感じないんです”って言っていたよね。何も考えてこなかったの?」とツッコまれると、「スピーディーに…、格好良く…、事件を解くところだと思います」と何とか言葉を絞り出した。

 一方で玉木本人については、「本番直前に、よくゴキブリのおもちゃを投げてくるんです。撮影が終わってしばらくたった後、朝ドラ(「はるが来た」)の記事を見て、波瑠さんが同じことを言っていたので、まだやっているんだと思った。チャーミングです」とディスり気味に称賛。玉木は、「使い回しです。ちょっと荒業ですけれど、コミュニケーションを取った方が芝居に表れるから」と苦笑交じりに弁解した。

 それでも、島田氏たっての希望で主演に起用された玉木。「上質なミステリーで、残虐な事件から始まりますが、見終わるころには温かいロマンを感じると思う。ぜひ堪能してください」と自信のほどをうかがわせていた。

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2016年5月11日のニュース