「とと姉ちゃん」自己最高に肉薄24・1% 学費援助の真相発覚

[ 2016年5月11日 10:15 ]

NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のヒロインを務める高畑充希

 女優の高畑充希(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(月~土曜前8・00)の第32話が10日に放送され、平均視聴率は24・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが11日、分かった。第21話(4月27日)にマークした24・6%の自己最高に肉薄する好数値となった。

 昭和初期から高度経済成長期を背景に、亡き父親に代わり、一家の大黒柱として母親と2人の妹を守る「とと(=父)姉ちゃん」こと小橋常子(高畑)が戦後の東京で女性向け雑誌を創刊する姿を描く。モデルは雑誌「暮しの手帖」を創刊した大橋鎭子。

 朝ドラ通算94作目。ドラマ「怪物くん」「妖怪人間ベム」、映画「ガチ☆ボーイ」「信長協奏曲」、アニメ「TIGER&BUNNY」などで知られる西田征史氏(40)が脚本を担当。演出は大河ドラマ「軍師官兵衛」などの大原拓氏ほか。主題歌「花束を君に」はシンガー・ソングライターの宇多田ヒカル(33)が書き下ろし。5年半ぶりに音楽活動を再開した復帰作となった。10月1日まで全156回。

 第32話は、常子(高畑充希)たちの学費を援助していたのは、隈井(片岡鶴太郎)ではなく滝子(大地真央)だった。そのことを鞠子(相楽樹)や綾(阿部純子)に相談した常子は、君子(木村多江)の気持ちを考え、黙っておくことにする。そんな折、君子は隈井に学費を返そうと彼が待つ居酒屋へ向かう。酒に酔った勢いもあり、隈井は「おかみさんに返す」と口を滑らせる。真相を知った君子は、一人で滝子の元に駆け込む…という展開だった。

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2016年5月11日のニュース