窪田正孝 船越英一郎に弱点を暴露され苦笑い「怖かった」

[ 2016年5月7日 11:57 ]

映画「ヒーローマニア―生活―」初日舞台あいさつに登場し、笑顔を見せる東出昌大(左)と窪田正孝

 俳優の東出昌大(28)が主演する映画「ヒーローマニア―生活―」の初日舞台あいさつが7日、都内の映画館で行われ、東出のほか、共演の窪田正孝(27)、小松菜奈(20)、片岡鶴太郎(61)、船越英一郎(55)らが登壇した。

 福満しげゆき氏のコミック「生活【完全版】」の映画化で、ダメ男が自警団を結成し、街の悪を成敗する世直しアクションコメディー。「やっと初日を迎えられました。この日を迎えられたことを誇りに思います」と観客を見渡し、充実の表情を見せた東出。ヘタレなヒーローを演じているが、「ずっと現場は楽しかった。僕らが振り切れた、面白いことをやると監督がニヤニヤしている。みんな監督のことが好きなんで、監督が喜んでくれたら嬉しいと思ってやっていた」と笑顔を浮かべた。

 運動神経抜群なニートを演じた窪田は「現場は大変だったんですけど、最高のエンタテインメントが完成した。すごく記念すべき日になった」とあいさつ。激しいアクションにも挑戦している。「分銅ワイヤーを使ったアクションをやった。台車をスケボーのように乗ったのは初めてだった。鶴太郎さんと戦えたんですけど、すごく俊敏に金槌を振り回わしていて。柔らかいやつだったけど腰に当たって意外と痛かった。楽しかったです」と舞台裏を明かした。

 2時間ドラマの帝王と言われる船越は4年ぶりの映画出演で、人生初のホームレスの悪役。「私的にはやっちゃったなという映画。いろんな意味でやっちゃったな」と苦笑。初共演となる若手の東出と窪田らの印象を聞かれ、「東出くんは朴とつとした純朴な青年ですけど、物凄い酒は好き。窪田くんはお酒も飲まないし、現場でも物静か。すごくストイックですけど、ハイチュウが好きです。世の中で何よりもゴキブリが嫌い。現場のお弁当食べているところにゴキブリが出て、ダーッって出て行ってしばらく帰ってきませんでした」と現場でのエピソードを暴露。これには窪田も「怖かったです。黒いもの動いてましたよね。みんなが普通に弁当食ってるのが理解できなかった…」と苦笑するばかりだった。

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