佐藤アツヒロ 19年ぶり連ドラ!自身最高の三枚目 アイーンも

[ 2016年5月4日 10:00 ]

松下奈緒主演の「早子先生、結婚するって本当ですか?」に、元「光GENJI」の佐藤アツヒロが19年ぶりの連続ドラマ出演

 元「光GENJI」の佐藤アツヒロ(42)が19年ぶりに連続ドラマに出演する。フジテレビ「早子先生、結婚するって本当ですか?」(木曜後10・00)の第4話(12日放送)で、主演の松下奈緒(31)扮するヒロインに告白する小学校教師役。過去にない三枚目のキャラクターで、佐藤は「自分がどう映っているか不安です」としながらも「三枚目の方が個性勝負というか、演じる幅が広がる気がするので、やりがいがありますし、とてもうれしいです。今まで見たことのない佐藤アツヒロを見ていただけると思います」と手応えを語っている。

 1995年の「光GENJI」解散後は舞台を中心に活動。佐藤がテレビの連続ドラマに出演するのは、97年6月から放送されたフジテレビ「砂の城」(東海テレビ制作)以来19年ぶり。

 原作は、2009年10月からブログで始まった立木早子氏の4コマ漫画。実話を基に、飾り気なく、親近感あふれる内容が女性を中心に共感と人気を集め「早子先生、婚活の時間です」「早子先生、結婚はまだですか?」「早子先生、結婚するって本当ですか?」の計3冊に書籍化。今回、初のドラマ化となり、松下は34歳独身、女子力ゼロの三枚目小学校教師・立木早子(はやこ)を演じる。

 佐藤が演じるのは、4人兄弟全員が教師の末っ子・伊東慶太。小学校教師が集まる夏の研修で、たまたま早子の隣に座り、初対面ながら「運命の出会いだね、そうディズニーだね」と「ディスティニー」(運命)と言い間違え、軽いノリでナンパするところから2人は出会う。

 研修の昼食を忘れ「オーマイガー」とオーバーリアクション。早子が“オーマイガーさん”というニックネームをつけるほどの三枚目キャラで、後日、早子の学校に偶然バスケットボールの試合の引率で訪れ、再会を果たす。その後、合コンをすることになり、伊東は大胆にも全員の前で「早子さん、昨日の夜から決めてました。僕と友達からでいいんで付き合ってください!」と右手を差し出す。

 佐藤は志村けん(66)の「アイーン」ポーズも披露。ここまで三枚目に振り切った役は自身初で、従来のクールでさわやかなイメージを裏切るが「どこまで弾けていいのか? 弾けるにも意味がないといけないと思ったので、そのさじ加減をつかむまでが、とても大変でした」と苦労を振り返った。役柄と違い「僕は人前で告白なんてできないです。あんなふうに頑張れないですね。僕はこっそりしちゃうタイプかな。そもそも人前で告白なんてしたことないですしね」と笑った。

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2016年5月4日のニュース