カブトムシゆかり 虫好き高じて初の著書「女子も楽しめるポップな本」

[ 2016年5月3日 07:20 ]

初の著書「カブトムシゆかりの虫活! 虫と私の○○な生活」を発売するカブトムシゆかり

 虫好きの“虫ドル”として活動するタレントのカブトムシゆかり(27)が、初の著書「カブトムシゆかりの虫活(ムシカツ)! 虫と私の○○な生活」(文一総合出版)を16日に発売する。

 子供の頃に野生のカブトムシに出合って虫の魅力にはまり、現在も自宅で北米に棲息する珍種「グラントシロカブト」、カブト界王者「ヘラクレスオオカブト」、オーストラリアにすむ世界最重量のゴキブリ「ヨロイモグラゴキブリ」など50匹を飼育。スポニチ本紙の取材に「虫の本といえば図鑑ばっかり。オタクで暗いイメージを持たれがちなので、女の子でも楽しめるポップな本を作りたいと思った」と説明。エッセーや、独自の視点で作った「名前が気になる」「癒やし系」などの虫ランキング、オリジナルの飼育法など虫との楽しい付き合い方を紹介している。

 2年前から都内の小金井公園や石神井公園などで一眼レフで撮りためた写真もふんだんに掲載。「芋虫がきれいな蝶になっていく姿に元気をもらう」と虫の魅力を語り、「色やデザインがきれいな虫も多いので、写真を撮る人には被写体としてもおすすめ」と笑顔。虫を楽しむ“虫活”も勧める。初心者は「ニジイロクワガタ」がいいといい、「暑さや寒さに強いので飼育が簡単。何よりも体の色がきれい」と話した。

 芸能界の虫好き仲間には「ザ・クロマニヨンズ」の甲本ヒロト(53)やテノール歌手の秋川雅史(48)らがおり、時折「虫会」を開催。「今年はどこに捕りに行く」などと話して盛り上がるという。「この本で虫に興味を持つ女性が増えて、女の子の“虫友”ができるといいな」と期待している。28日午後1時から東京・福家書店新宿サブナード店で発売イベントを行う。

 ◆カブトムシゆかり 1989年(平元)1月26日、東京都生まれの27歳。堀越高校卒。12年から本格的にバラエティー番組などに出演。全国で昆虫のイベントなどでも活動する一方、パチンコも得意でパチンコ番組にも出演。フジテレビ「アウト×デラックス」(木曜後11・00)の準レギュラー。趣味は昆虫観察とホラー映画観賞。血液型O。

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