宇多田ヒカル、子守歌で「丁寧に伸びやかに発声する癖ついた」新曲反響に反応

[ 2016年4月29日 10:50 ]

宇多田ヒカル

 シンガーソングライターの宇多田ヒカル(33)が28日、ファンの質問に答える特別企画をスタートした。タイトルは「#ヒカルパイセンに聞け」。

 今月15日に発表した新作「花束を君に」と「真夏の通り雨」のリリースを記念した企画。新曲に関してオフィシャルなコメントをしていなかった宇多田本人が作品への思いを明らかにしている。

 特設サイトオープニングでは、担当ディレクターが質問。声の印象が変わったという意見がネット上で多く見られるが、自分ではどう思うか?と質問すると、宇多田は「『優しくなった』『暖かみが増した』『母性を感じる』っていう反響にビックリしたぜ。まあなんだ、母性うんぬんより、活動休止中に自分の発声方法を見直せたし、妊娠をきっかけに前より健康的な生活習慣も身についたし、赤ん坊に毎日、日本の童謡を歌ってるうちに日本語を丁寧に伸びやかに発声する癖がついたのかもしれねーな。それと今回から新しいミクシングエンジニアで、前の人とはまた声の引き立て方が違うんだな。照れくせーからそういうことにしといてくれ」と答えた。

 ほかに再始動した気持ち、生楽器をメインにしたサウンド、一番気に入っている歌詞などについて宇多田らしいユーモアセンスにあふれた回答をしている。

 宇多田は2010年8月に「人間活動に専念する」と宣言し、無期限で活動を休止。15年7月に第1子となる男児を出産。子育てに奮闘する中、今年から活動を再開した。今月15日に、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(月~土曜前8・00)の主題歌「花束を君に」と、日本テレビ「NEWS ZERO」(月~木曜後11・00、金曜後11・30)の主題歌「真夏の通り雨」を主要配信サイトでのダウンロード販売を開始した。

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2016年4月29日のニュース