小室が指揮 肝炎予防ソングにAKB、EXILE、貴親方も

[ 2016年4月29日 12:30 ]

「知って、肝炎プロジェクト」をPRする(左から)石田純一、杉良太郎、小室哲哉、上原多香子

 音楽プロデューサーの小室哲哉(57)が肝炎の早期発見、治療を呼びかける厚生労働省の啓発活動「知って、肝炎プロジェクト」のテーマソングを制作することになった。

 プロジェクトの特別参与を務める歌手で俳優の杉良太郎(71)らと28日、同省で発表し、マイケル・ジャクソンさんやライオネル・リッチーらが歌って世界的にヒットした「ウィー・アー・ザ・ワールド」(85年)のような豪華共演ソングにする構想をぶち上げた。

 C型肝炎を患った経験があることから、5年目を迎えたプロジェクトに「大使」として初参加。テーマソングは今夏に発表予定で「肝炎検診を促せるような曲にしたい。杉さんの意向を含めて作っていく」と明かした。

 そこで杉は会見中に「スペシャルサポーターが1フレーズずつ歌って、みんなが参加できる歌にしないか?」と提案。プロジェクトのスペシャルサポーターには、EXILEやAKB48のほか、大相撲の貴乃花親方(43)やプロ野球選手の三浦大輔(42)ら総勢24組がおり、小室は「それが一番いいと思います。歌に説得力も出ますし」と賛成。杉はさらに「外国でも歌ってもらえるような歌にしてほしい」と注文を付け加えた。

 小室は先月28日に右足首を骨折し、現在もリハビリのため入院中。発表会には椅子に腰かけて臨んだが、杉から「大使として日本全国に行ってもらおうと思っているから、一日でも早く治してほしい」とハッパを掛けられると、「6月には歩けるようになると思います。お役に立ちたい」と意気込んだ。

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2016年4月29日のニュース