波瑠 朝ドラ収録中に人間不信「思い出すだけで今でも涙が」

[ 2016年4月27日 17:22 ]

ブログで撮影時の苦悩を語る、女優の波瑠

 女優の波瑠(24)が27日、自身のブログを更新し、2日に放送が終了したNHK連続テレビ小説「あさが来た」(月~土曜前8・00)の撮影中に抱いた苦悩を明かした。

 「わたしは、決してあさという役をやめたいと思ったわけではなかったのです。そう思ったことは一瞬もなかったです。これだけは言わせて欲しくて書かせてもらいます」と念を押した上で、当時の胸中をつづった波瑠。

 「現場は、たくさんの人がいて成り立つものです。その中でささいな事の積み重ねで人を信用できなくなり、それを何度か経験しているうちに、誰にも何も話せなくなり、挙句に誰かと目を合わせるのも怖くなった時間すらありました」と、昨年の夏が終わる頃に現場での人間関係に悩んだことを告白。「そのなかで感じた孤独や不安は、思い出すだけで今でも涙がでてきて、わたしのなかで卒業できていない感情です」とつづり、今も心の傷になっていることを明かしている。

 「それでも今変わらず走っていられるのは、すべて終わってみて、あの時間はわたしの人生の中の特別な試練だったんだとわかったからです」とつらい経験も糧になった様子。そして「これから先にヒロインをつとめる方たちが、伸び伸びと心身ともに健やかで収録にのぞめること、これがわたしのちいさな願いです」と、これからのヒロインたちへの願いを込めた。

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2016年4月27日のニュース