「AbemaTV」想定上回る100万DL突破 特性生かし24時間災害報道

[ 2016年4月26日 14:49 ]

 テレビ朝日は26日、東京・六本木の同局で定例会見を行い、11日に本開局した無料のインターネットテレビ局「AbemaTV(アベマティーヴィー)」のダウンロード数が19日付で100万を突破したことを発表した。デイリー視聴者数1000万、WAU(ウィークリーアクティブユーザー)も100万を超えたという。担当の角南源五常務は「想定を上回る好調なスタートを切った」と見解を示した。

 24時間ニュースチャンネル「AbemaNews」では、突発的なニュースも生中継による緊急編成を実施。新宿ゴールデン街の火災(12日)、チンパンジーの脱走劇(14日)などに迅速に対応した。また、14日から続いている熊本地震では、発生直後から緊急編成を行い、地上波の緊急特番のサイマル放送や独自での情報発信も実施。レギュラーの生放送のニュース番組「AbemaPrime」(月~金後8・00)もスタート。土曜日には、フリーアナウンサーのみのもんた(71)が2年ぶりにキャスター復帰した報道番組「みのもんたのよるバズ!」も放送している。

 「AbemaPrime」の19日の放送では、被災地からの生中継やSNSも活用して被災地から声を届けるなどした。角南常務によると「被災地でも多くの方に利用していただいたようです。電気も止まったので、車内や避難先などで利用されたと聞いている。24時間災害報道に徹したのでご利用いただけたと思う」と話した。なお、番組視聴者ランキングでは「とある魔術の禁書目録」などアニメ番組が上位を占めている。

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2016年4月26日のニュース