フジ社長 復活の日9ドラマ苦戦も「今から後方支援しても遅くはない」

[ 2016年4月22日 16:38 ]

フジテレビ

 フジテレビの亀山千広社長(59)が22日、東京・台場の同局で定例会見を行い、3年ぶりに満を持して復活させたドラマ枠、日曜午後9時の「OUR HOUSE」が厳しいスタートを切ったことについてコメントした。

 同作は女優の芦田愛菜(11)とシャーロット・ケイト・フォックス(30)がダブル主演するホームドラマで、初回の視聴率は4・8%。同じ時間に放映されたTBS日曜劇場「99・9―刑事専門弁護士―」(日曜後9・00)は15・5%だった。脚本は「101回目のプロポーズ」などドラマ史に残る数々の名作を生み出した野島伸司氏が担当している。

 「もともとTBSが強い枠で、一度は撤退している。ドラマとしては胸を借りる枠だと思う」としながらも「スタッフとしてはもう少し戦えると思って作っていたのではないかと思う」と数字的には予想外だった印象。苦戦している同局のドラマ全般について「内容だけではなく、ドラマのパブリティ、それから売り方は全社的にやっていくべきかなと思う。個別の番組の良さはどう伝えていくか、その辺はもう一度検討してほしい」と宣伝活動の重要性を説いた。

 「視聴習慣のみならず、話題作り、見てみたいと思わせる後方支援がもっとあってしかるべきだったかなと反省しないといけない。野島さんはドラマをきっちり作ってこられた方なので、2、3話と面白く盛り上げてくれると思う。今から後方支援しても遅くはないと思う」と期待の復活枠でも今後の宣伝活動強化を訴えた。

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