文珍 神保町で大阪イベントプロデュース「多様性の楽しさ共有して」

[ 2016年4月19日 18:09 ]

桂文珍的ココロ「神保町大阪文化祭!」キックオフイベントに登場した桂文珍
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 落語家の桂文珍(67)が19日、東京・千代田区の神保町花月で桂文珍的ココロ「神保町大阪文化祭!」キックオフイベントを行った。

 プレイベントとなったこの日は、芥川賞作家でお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹(35)をゲストに迎え、トークイベント「夢の対談SP桂文珍×又吉直樹」を開催した。神保町花月を中心に行われる「桂文珍的ココロ『神保町大阪文化祭』」は、神保町シアターと三省堂書店とのタッグで大阪と上方落語をテーマに桂文珍がトータルプロデュースするイベントで、落語と芝居を融合させた演目を上演したり、大阪を舞台にした映画の上映などを行う。

 芝居ではお笑いコンビの「中川家」、陣内智則(42)、「NONSTYLE」の石田明(36)らが主演する(23日から5月7日まで)。文珍は「大阪で今、脂がのっていていいなって人に一堂に集まっていただいて、芝居をしたり、面白い空気を楽しんでいただこうと企画した。プロデュースというのは全部に関わらないといけないので、たくさんのお客さんに楽しんでいただきたい。大阪的なもの、多様性の楽しさを共有していただけたら」とPRした。

 熊本地震についてコメントを求められた文珍は「本当に、びっくりするような地震が続きますよね」としみじみ。阪神淡路大震災で被災した自身の経験を踏まえ、「阪神淡路で自宅が全壊したこともあるが、改めてお見舞いを申し上げるとともに、元気になられたら笑いを楽しんでいただける状況に戻れることを期待したい。そういう時期がくればね」とコメント。又吉も「皆さん、大変な思いをされているでしょうし、必要なものもあると思うので、協力できることがあれば、できる限り、何かやりたいなとは思います」と続けた。

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2016年4月19日のニュース