小林幸子 幸子米を被災地に 「中越」震源近くで栽培

[ 2016年4月19日 05:30 ]

東京・台場の商業施設「ダイバーシティ東京」の4周年記念イベントに登場した小林幸子

 演歌歌手の小林幸子(62)が18日、東京・台場のダイバーシティ東京で行われた同所の4周年記念イベントで、故郷・新潟県で栽培している「幸子米」を熊本地震の被災地に届ける考えがあることを明かした。

 04年の新潟県中越地震を忘れないようにと、震源近くの長岡市山古志にある約500平方メートルの田で06年に稲作を始めた。熊本地震の被災地に米を提供する可能性を問われ「考えています」ときっぱり。自身の田は6月初旬に田植えし、備蓄もないことから、所属事務所の関係者は「量を確保できるかなど近隣自治体とも相談し、できることを精査したい」とした。

 熊本地震で震度7を観測した14日は福岡県にいたという。「被災された方の姿を見ると心が痛い」と表情を曇らせた。

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2016年4月19日のニュース