オダギリジョー 黒木華の意外な素顔暴露「こう見えてパンク好き」

[ 2016年4月5日 15:47 ]

TBS火曜ドラマ「重版出来」完成披露特別試写会で舞台あいさつに立った主演の黒木華とオダギリジョー

 女優の黒木華(25)が5日、都内で初のドラマ主演を果たすTBS系「重版出来!(じゅうはんしゅったい)」(12日スタート、火曜後10・00)の完成披露試写会に同僚役のオダギリジョー(40)、坂口健太郎(24)、安田顕(42)、松重豊(53)らと登場した。

 松田奈緒子さんの同名漫画が原作。タイトルの「重版出来」は初版の売れ行き好調で増刷された本が販売できることを意味する業界用語。週刊コミック誌編集部を舞台に、新人編集者が出版の世界で奮闘する姿を描く群像劇。黒木は柔道のオリンピック候補だったが、ケガで柔道を断念した主人公の新人編集者・黒沢心を演じる。

 黒木にとって本作が初のドラマ主演となる。「やっていても明るくなれる役。毎日楽しくやっています」と笑顔を浮かべた黒木。男性ばかりのキャスト陣に囲まれ、「現場は和気あいあい」だといい、「明るいシーンが多いので、荒川(良々)さんとのやり取りでは普通に笑ってしまわないように気をつけようとか、ついつい安田さんを見てしまったり、どこ見ても楽しいです」と充実の表情を浮かべた。

 作品について「原作もドラマもどちらも面白い。人の成長がすごく見えるところがグッときます」とPRすると、司会を務めたTBSの安東弘樹アナウンサー(48)も思わず、「本当に透明感がある方ですね」と称賛の声。突然の褒め言葉に黒木も「ふふふ、すいません」と照れ笑いを浮かべた。

 先輩編集者を演じるオダギリは黒木について「いや~素晴らしいですね」とニヤリ。具体的な魅力を聞かれると「たまに裏切る大阪の血が見え隠れするのが僕はすごく好き。人間っぽいところがある。きっと静かなお人形さんみたいなイメージかとは思いますが、とんでもないですよ。1番最初にすごくいいなと思ったのはこう見えてパンク(ロック)が好きなんですって。そこがイメージと違ってすごくステキだなと思って」と意外な一面を明かした。

 これには黒木も「シド・ビシャスが凄く好き。あとはセックス・ピストルズ、ニルヴァーナとかを聞きます。松重さんもそうなんです。仲間なんです」と同意し、松重も「これからはパンク親子としてやっていこうかなと」と続け、笑いを誘った。

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