桑子アナ「ブラタモリ」卒業に感慨 タモリ絶賛「本当にいい子」

[ 2016年4月2日 20:15 ]

タモリと最後に熊本を訪れ「ブラタモリ」を卒業した桑子真帆アナウンサー(C)NHK

 NHKの桑子真帆アナウンサー(28)が2日、タモリ(70)と1年間コンビを組んだ同局「ブラタモリ」(土曜後7・30)を卒業した。

 桑子アナの最後の訪問先は熊本。「火の国」と呼ばれるが、実は全国でも有数の水に恵まれた土地。熊本の名水の秘密に迫った。

 番組の最後、桑子アナは「きょうで、わたくし『ブラタモリ』を卒業することになりまして。1年間、本当にお世話になりました」と報告し、タモリに一礼。「楽しかったんですよ。何も考えていなかったら、スーッと歩いてしまうところなんですけど、そこには絶対、歴史があって、そこに向けて頑張っている人がいて。というのを考えると、全然、違った風に見えてくるんですよね」と感慨深げに振り返った。

 1年間を振り返り、タモリが「楽しかったですよ。性格も良くね。お高くもとまっていないし、本当にいい子でした」と絶賛の言葉でねぎらって別れを惜しむと、桑子アナは照れ笑いを浮かべた。

 桑子アナは新番組「ニュースチェック11」(4日スタート、月~金曜後11・15)のキャスターに就任。「タモリさんが(『笑っていいとも!』から)勤務形態が変わって、全国に行けるようになったじゃないですか。月~金の勤務って、どうなんですか?」と聞くと、タモリは「いやぁ~(月~金の大変さを)味わってくださいよ。頑張ってください。ありがとうございました」と含み笑いしつつ、エールを送った。

 昨年4月、第4シリーズとして3年ぶりにレギュラー番組として復活。タモリが街をぶらぶらしながら、その歴史や魅力に迫る。

 桑子アナは、2012年の第3シリーズまでタモリとコンビを組んだ久保田祐佳アナウンサー(33)からバトンタッチ。今シリーズの初回と第2回で長崎を訪れたタモリは「アナウンサーであることを初回から忘れてる。いい加減でいいですね」と度胸の良さに太鼓判。番組の歴代パートナーを務めた久保田アナ、首藤奈知子アナウンサー(36)の落ち着いた雰囲気とは好対照のお転婆キャラで、その自然な笑顔や驚きが視聴者のハートをつかんだ。
 
 桑子アナの後任は近江友里恵アナウンサー(27)が務める。

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