古舘氏 ラスト「報ステ」8分間マシンガントーク「死んでまた再生」

[ 2016年4月1日 05:30 ]

古舘伊知郎キャスター

 テレビ朝日「報道ステーション」で12年間キャスターを務めた古舘伊知郎氏(61)が31日、最後の出演を終えた。

 古舘氏は番組の最後に「一部で言われているような圧力がかかってやめるわけではない。私のわがままです。お許しください。私の中で育った魂を後任の方に受け継いでもらいたい」と8分間にわたって、マシンガントークであいさつした。

 降板理由について「もっと普段着で、普通の言葉でやりたかったが、現実は甘くなかった」と報道番組の制約の多さを説明。「正直、窮屈になった。自分なりのしゃべりで、皆さんを楽しませたい」と娯楽番組に心が傾いた思いを明かした。

 圧力は否定したが「いろんな発言ができなくなる空気を感じている」と指摘。最後は「死んでまた再生します」と意味深長な一言で締めくくった。きょう1日からは期首の特別番組が放送され、11日から後任として同局の富川悠太アナウンサー(39)がキャスターを務める。関係者によると、古舘氏は今後の活動に関してきょう1日から事務所スタッフと打ち合わせを始める。

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2016年4月1日のニュース