タモリ「ブラタモリ」卒業の桑子アナを慰労「楽しかった」

[ 2016年4月1日 11:00 ]

「ブラタモリ」を卒業する桑子真帆アナウンサー。タモリとのコンビも熊本で見納め(C)NHK

 NHKの桑子真帆アナウンサー(28)が2日放送分で「ブラタモリ」(土曜後7・30)を卒業する。最後の訪問先は3月19日に続く熊本。番組の最後には、1年間コンビを組んだタモリ(70)からメッセージが送られる。

 昨年4月、第4シリーズとして3年ぶりにレギュラー番組として復活。タモリが街をぶらぶらしながら、その歴史や魅力に迫る。

 桑子アナは、2012年の第3シリーズまでタモリとコンビを組んだ久保田祐佳アナウンサー(33)からバトンタッチ。今シリーズの初回と第2回で長崎を訪れたタモリは「アナウンサーであることを初回から忘れてる。いい加減でいいですね」と度胸の良さに太鼓判。番組の歴代パートナーを務めた久保田アナ、首藤奈知子アナウンサー(36)の落ち着いた雰囲気とは好対照のお転婆キャラで、その自然な笑顔や驚きが視聴者のハートをつかんだ。

 桑子アナの最後の旅は熊本。「火の国」と呼ばれるが、実は全国でも有数の水に恵まれた土地。熊本市民のための水道は地下水で100%、まかなえるほど。阿蘇の火山でもたらされた熊本の名水の秘密に、タモリが迫る。

 住宅街で見つけた“きれいすぎる”川から湧き出す謎の水の正体と、観光名所・水前寺成趣園との意外な関係とは?戦国武将・加藤清正が作ったという謎のトンネル「鼻ぐり井手」にタモリが潜入。そこで見た400年前の驚きのメカニズムとは?

 番組のラスト、タモリは1年間を振り返り「楽しかったです」などと笑顔で桑子アナをねぎらった。
 
 桑子アナは新番組「ニュースチェック11」(4日スタート、月~金曜後11・15)のキャスターに就任する。後任は近江友里恵アナウンサー(27)。

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2016年4月1日のニュース