大江裕 新曲「こころ雨」で女性心理歌う

[ 2016年3月23日 05:30 ]

新曲「こころ雨」をリリースした演歌歌手の大江裕

 演歌歌手の大江裕(26)がこのほど、新曲「こころ雨」(日本クラウン、税込み1300円)をリリースした。

 「こころ雨」では、別れた男を今でも想い続ける女性の心理をストレートに表現する。前作に引き続き、作詞家に伊藤美和氏、作曲家に徳久広司氏を招き、さらなるヒットを目指す。

 恵まれた体に角刈り、そして丁寧語。強烈なキャラで人気を博した「演歌高校生」もプロ生活7年目。神様とあがめる北島三郎に、一途な真しさを評価され、若くしてデビュー。しかし、その道は順風満帆ではなかった。10年に突然の体調不良で休養。約1年4ヶ月ぶりに復帰した際には「パニック障害」を告白した。復帰第1作「ふる里はいま・・・」の作詞作曲は北島が担当。「くじけるなか立ち上がる」と大江の意気込みがにじみ出る歌詞をかみしめるように歌い上げた。

 不器用で要領が悪く、よく言えばぼくとつ、悪く言えば世間知らず。特に女性に対しては、手を握ったことすらないのかと思わせるほどのウブさが残る。だが、過去2作「こころ変わり」「おんなの嘘」では“おんな歌”に新境地を開き、好評を得ている。

 これからも、日本全国津々浦々たくさんの人に“感謝”の気持ちを込めて、聞く人の心を震わせる歌を届け続けていく。

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2016年3月23日のニュース