大泉洋 アカデミー賞獲りの野望語る、“レオ様似”話題にノリノリ

[ 2016年3月21日 16:21 ]

映画「アイアムアヒーロー」完成報告会見に出席した大泉洋

 俳優の大泉洋(42)と女優の有村架純(23)が21日、都内で映画「アイアムアヒーロー」(監督佐藤信介、4月23日公開)の完成報告会見に出席した。

 大泉演じるさえない男が、謎の感染によって人々が変貌をとげたゾンビ化した人間、ZQN(ゾキュン)を次々に猟銃で倒していくパニック映画。大スケールの映像に大泉は「出来上がりを見てうれしかった。日本でこれだけのものが撮れるんだと世界の人に見てほしくなった」と出来に胸を張った。しかし、それと同時にプレッシャーもあったと語り「とんでもない予算で若干胃が痛い思いはしました。どれだけ客が入ったら元がとれるのかと…」と苦笑いで明かした。

 同作は「第36回ポルト国際映画祭」(ポルトガル)で観客賞など2冠、シッチェス・カタロニア国際映画祭(スペイン)でも2冠を獲得。ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭(ベルギー)に向けて「世界三大ファンタスティック映画祭」制覇が期待されている。大泉は「獲りたいですね!最終的には米アカデミー賞まで行きたいですね」と大きな野望を語った。

 ネット上で、今年「レヴェナント:蘇えりし者」で米アカデミー主演男優賞を受賞したレオナルド・ディカプリオ(41)とショットガンを持つ姿が似ていると話題になっていることに触れ「同じ画角で、やられたな、と思いましたね。映画祭でも僕のことを『ディカプリオ!』って言っている人がいた。見違えちゃったのかな?」と悪ノリ。しかし、報道陣から「ディカプリオは同映画で骨折していたという話が…。同じように大泉さんも?」と振られると「私は大変安全に撮影していたので。私はケガなくやりました」と役者魂を前に一気にトーンダウン。だが「走って逃げるシーンを何回もやらされて、最終的には車とのタイミングがうまくいかなくてちょっとひかれた」と告白するも「それでもケガはなかった。無敵な僕…」とケガによる武勇伝はないことに意気消沈していた。

 他に佐藤監督、原作者の花沢健吾氏、山内章弘エグゼクティブプロデューサーが出席した。

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