シュワちゃん トランプ氏関連の質問“拒絶” 他候補を支持

[ 2016年3月21日 05:30 ]

 元カリフォルニア州知事で俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー(68)が19日、テレビのインタビューで、米大統領選の共和党候補者指名争いで首位を走る不動産王のドナルド・トランプ氏(69)についての質問を“拒絶”した。米メディアなどによると、オーストラリアのテレビ番組に出演した際、インタビュアーの女性からトランプ氏について聞かれると「これは、政治についてでなく、フィットネスと健康について答えるインタビューだ」と席を立った。

 オーストリアからの移民のシュワルツェネッガーは、移民へ厳しい姿勢を示すトランプ氏が候補者になることを懸念し、オハイオ州知事のケーシック氏(63)の支持を表明。ケーシック氏の集会にも出席し、米国に来てから懸命に働いて現在の成功を手にした自らの経験を示し「この国はチャンスの国だ。ホワイトハウスにはケーシック氏が必要だ」と訴えている。

 シュワルツェネッガーはトランプ氏にアレルギーがあるようだが、トランプ氏が司会を務めていた人気テレビ番組「アプレンティス」の新司会者に就任。政治とビジネスは別、ということのようだ。

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2016年3月21日のニュース