ショーンK氏がラジオで涙の謝罪「とてつもないご迷惑を…」騒動後初の肉声

[ 2016年3月19日 21:00 ]

ショーン・マクアードル川上氏

 経歴詐称が発覚し、活動を自粛した経営コンサルタントの「ショーンK」ことショーン・マクアードル川上氏(47)が19日、自身がDJを務めていたJ-WAVE「MAKE IT 21」(土曜後9・00)の代替番組の冒頭に出演、涙ながらに「とてつもないご心配とご迷惑をおかけして心から申し訳なく思っています」と騒動を謝罪。16日発売の「週刊文春」が疑惑を報道して以来初となる肉声となった。

 騒動を受けてこの日、川上氏がレギュラーを務めていた同番組の放送が休止となり代替として「THE MUSIC SPECIAL -Remembering George Martin-」を放送。その番組の冒頭、川上氏が自らの口で謝罪の言葉を述べた。

 「リスナーのみなさん、関係者のみなさん」と切り出すと、声を詰まらせながら「このたびはとてつもないご心配とご迷惑をおかけして、お詫びの言葉もみつかりません。ただただ心から申し訳思っています」と謝罪。一連の騒動を「その責任は私にあります」とし「このことを重く重く受け止め、長らくの休業、メディア活動の休止を決断しました」と自身の口からも活動自粛を発表した。

 時折鼻をすすりながら、2000年10月からスタートし15年半続いた同番組への愛着を吐露。「土曜の夜のこの番組は私そのもの。いろいろなことがありましたが、マイクの前に座り、みなさんとつながることでどれほど救われたか分かりません」と感謝も口にした。

 最後は「いつかどこかでお会いできることを信じて、それを勇気に生きてまいります。リスナーのみなさま、関係者、愛するスタッフ、本当に本当にごめんなさい。申し訳ありませんでした。長い間ありがとうございました」と声を絞り出して別れを告げた。

 その後は、局から「番組の継続は難しい」と番組の終了が発表された。

 川上氏は15日に自身の公式サイトで学歴詐称を認め「大変な誤解とご迷惑をおかけしました」と謝罪。同番組を含め現在出演中のテレビ、ラジオ番組、来月開局するテレビ朝日系のインターネット放送の計6番組に辞退を申し入れていた。

続きを表示

2016年3月19日のニュース