藤原竜也“画伯”、主演映画で漫画家役「時間のムダ」というその腕前は…

[ 2016年3月19日 15:24 ]

映画「僕だけがいない街」公開初日あいさつを行った藤原竜也と有村架純

 俳優の藤原竜也(33)と女優の有村架純(23)が19日、共演した映画「僕だけがいない街」(監督平川雄一朗)の初日舞台あいさつを東京・新宿ピカデリーで行った。

 藤原がリバイバルという時間をさかのぼる現象に巻き込まれるミステリーで、「雨に泣かされた撮影で、架純ちゃんと一緒のシーンでは3日くらい待たされた。後半になるにつれてスケジュールがいっぱいいっぱいになっていって、石田ゆり子さんとのシーンは台風が上陸した日に撮った。大変な思いをしたけれど、楽しく見てほしい」と振り返りつつアピール。だが、この日も雨模様だったため、石田に「竜也くんが雨男なので、今日もやっぱりなと思った」と強制的に雨男にさせられ、苦笑しきりだ。

 さらに有村が、藤原が売れない漫画家役ということで「ある取材で似顔絵を描いてもらったんですけれど、独特な絵でした。1本の線で描かれていました」と暴露。そこで、藤原は「絵なんて描いたことはございません。時間のムダだと思いますよ」と抵抗したものの、ポスタービジュアルを絵で再現するハメになった。

 わずか2分ほどで描き上げた作品が披露されると、会場には微妙な空気が流れ、藤原は「ほらね」の妙に納得顔。子役の中川翼(10)が「うまいと絵です。僕にはこんな絵は描けません」と持ち上げたが、及川光博(46)が「芸能界に染まるな。全然ダメだと思います。僕も、もうちょっと盛り上がると思ったのに」とバッサリ斬り捨てた。

 そんな光景に、有村が「あの時見た絵と同じ。リバイバルが起きています」とPR交じりにフォロー。藤原も気を取り直し、「賛否両論はあって当然。皆さんの声援が力になっていきます」と映画の出来には自信をのぞかせていた。

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