宮沢りえ4年費やし離婚成立 4月小学校入学長女の親権獲得か

[ 2016年3月19日 05:30 ]

離婚を発表した宮沢りえ

 女優の宮沢りえ(42)が18日、元プロサーファーの実業家男性との離婚を発表した。所属事務所が報道各社にあてたファクスで報告した。宮沢はコメントを寄せ、「私たち夫婦は、幾度かの話し合いを重ね、この度、離婚が成立いたしました」と協議の終結を報告。「新たな気持ちで、役者として、母として、一人の人間として、これからも前進していこうと思います」と、心機一転の思いをしたためた。

 結婚から3年後の12年5月、離婚協議中であることを発表した。同2月から別居し、「結婚生活の中で少しずつ生まれた調和することのできない考え方の違いが重なり、これ以上共に歩んでいくことは難しいと感じた」と説明。男性がハワイと日本を行き来しているため、結婚当初からスレ違いの生活が続いていた。その後、協議がまとまらず調停に入ったが決裂。互いの主張は対立したまま裁判に入ったとみられていた中、決着をみた。

 4年近くの時間を要したのは、長女(6)の親権に関する協議が長引いたためだ。知人は「双方の主張が平行線をたどり、なかなか折り合いがつかなかった」と説明。親権の行方は明かしていないが、宮沢が持ったとみられる。4月には長女が小学校に入学。新生活を前に大きな区切りをつけた。

 09年4月に結婚。“できちゃった結婚”で、翌5月に長女を出産した。当時は「彼と子供とオリジナリティーあふれる家庭を創っていきたい」と、妻と母になる意欲を語っていた。

 別居後の仕事は順調そのもの。14年の主演映画「紙の月」は多くの映画賞を受賞し、女優としての評価を高めた。また、昨年はフジテレビのトークバラエティー「ヨルタモリ」にスナックのママ役で出演。タモリ(70)と息の合ったやりとりが大きな反響を呼んだ。

 ◆宮沢 りえ(みやざわ・りえ)1973年(昭48)4月6日、東京都生まれ。日本とオランダのハーフ。87年、初代リハウスガールを務め注目される。18歳でヘアヌード写真集「Santa Fe」を発売。92年には貴花田(現貴乃花親方)と婚約するも2カ月後に解消し、世間を驚かせた。04年公開の「父と暮せば」で、第47回ブルーリボン賞主演女優賞。1メートル68。血液型B。

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