藤岡弘、45年ぶり“マスクオフ”1号の雄姿「ライダー魂が騒いでいる」

[ 2016年3月15日 18:55 ]

仮面ライダー1号のスーツ姿を披露した藤岡弘、

 俳優の藤岡弘、(70)が15日、主演映画「仮面ライダー1号」(3月26日公開)の都内で行われた完成披露イベントに出演。リニューアルされた仮面ライダー1号のスーツ姿を披露した。

 マスクを外した“マスクオフ”の状態で、この姿は新作でも見せておらず、1971年4月の「仮面ライダー」の第1話「怪奇蜘蛛男」以来、実に45年ぶりの雄姿。「45年の時を超えて、世界で戦ってきた本郷猛が日本に帰ってまいりました」とあいさつすると、会場から盛大な拍手が沸き起こった。

 「まだCGのない時代、スーツを着てマスクをかぶり二輪に乗って、命懸けで戦っていたころの思い出がよみがえってきた。体中のライダー魂の血が騒いでいる」と本当にうれしそうな笑顔。リニューアルされた1号のスーツについては、「愛と正義と勇気のシンボルで、武士道に通じるものを感じる。一層進化して重厚感と歴史を背負った、まさにサムライダー」とご満悦の様子だ。

 劇中ではもちろん、往年の変身ポーズも見せており、「これぞライダーの原点。決意、決断、覚悟、信念を持って戦うすべての気を込めました」と自信のアピール。宿敵の地獄大使役で共演した大杉漣(64)は、「メモリアルな作品で、藤岡さんの横にいるのが奇跡のような感じ。藤岡さんの言葉ひとつひとつで、現場の心がひとつになった。回顧的なだけではない、今だからこそできた新しい1号です」と最敬礼だった。

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