河口恭吾「桜」歌詞はドラえもんをイメージ 一時封印の過去も

[ 2016年3月14日 21:46 ]

一発屋にならないための授業を行う河口恭吾(C)テレビ朝日

 2003年に自身が作詞作曲した「桜」で大ブレークしたシンガー・ソングライターの河口恭吾(41)が、14日に放送されたテレビ朝日「しくじり先生 俺みたいになるな!!3時間SP」(後7・00)に出演。「桜」は「ドラえもん」をモチーフにして作った作品であることを明かした。

 ヒットした当時のインタビューでは「部屋から桜が見えて感じたままを歌にした」と曲を書いたきっかけを語っていたが、それはうそだったと告白。実は応募しようと思っていたCMのキャラクターがドラえもんだったため、ドラえもんとのび太の関係性を歌ったものだという。

 「桜」がブレークした当時は仕事のオファーが殺到し、まさに“桜が満開状態”。しかし、その後は全く曲が売れず、最新シングルはオリコンチャート圏外で、音楽番組には3年間呼ばれていないのだとか。

 なぜ自分はこのような一発屋になってしまったのか考えたところ、歌詞に“桜”が入った「桜ソング」を安易に作ったことが原因だという結論に。「自分にとって『桜』は悪魔の曲」とまで話し、「どうやっても桜ソングの壁を超えられない」と苦悩を口にした。

 「桜」ばかりを求められることに嫌気が差し一時は封印したものの、長男が誕生したことで心境に変化。もともとドラえもんがのび太を見守ることを描いた歌だったが、今では自身が息子を見守る歌と捉えるようになったことを告白し、“悪魔の曲”とまで言い切った「桜」を熱唱した。

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2016年3月14日のニュース