「あさが来た」撮了 波瑠「孤独を感じた瞬間、何度もありました」

[ 2016年3月6日 07:50 ]

並んでポーズをとる波瑠(左)と玉木宏

 女優の波瑠(24)が5日夜、自身のブログを更新。この日、ヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「あさが来た」(月~土曜前8・00)がクランクアップした心境をつづった。

 通常、最終シーンの撮影は公開されるが「視聴者の皆さんに楽しみにしてもらいたかった」(佐野元彦エグゼクティブプロデューサー)という理由から、今回は非公開。波瑠も「結末はまだお楽しみにしていただきないので、詳しくは言えないのですが」としながら「あさにとっては愛しくも苦しい最後の時間でした。わたしにとって、あさとして過ごせる時間が少しずつ終わりに向かっていくように」とラストを示唆した。

 昨年5月にクランクイン。約10カ月に及んだ撮影を「あっという間だったとは思いません。楽しいだけではなかったし、苦しい時も、悔しい時も、孤独を感じてどうしようもない瞬間だって何度もありました」と振り返り、率直に心境を吐き出した。

 「走り切って、初めて意味がわかるお仕事だったかもしれないです。良いことも悪いことも、起きたことは全部、蓄積されて自分の地層のようにわたしの一部になっていく。たくさんもがいたし、体当たりでした。それでもいつか、振り返って笑えるところまで歩いて行ってやる!っていう気持ちです」

 最終回は4月2日。「役をもらえなければ何者でもないわたしです。だけど毎日を元気よく頑張れるきっかけはいくらでもあると思うんです。とっても些細なことだとしても。みなさんに必要なほんの少しの背中を押す力になればと、思いをここに残させていただきました。オンエアは4月2日まで続きます。あさが来た、どうか最後まで見届けてください」と呼び掛けた。

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2016年3月6日のニュース